角川書店より9月29日に、事件ルポ『家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像』を出版します。
犯人の小島一朗(当時22歳)は、「刑務所で一生暮らすため」に事件を起こしました。
なぜ刑務所に入りたかったのか、そこに何を求めていたのか、なぜこのような事件が起きたのか。
私はこの取材で、殺人犯の心を掘り下げることに特化しました。知りたいのは、犯罪心理ではなく人間心理。
最終的に見えたことは、誰にも想像できない内容だと思いますが、彼の中では理屈が通っていました。そこが恐ろしさでもあります。
おそらく読む人の背景によっても、見え方は変わってくるのではないでしょうか。
それに合わせて、10月5日に刊行記念トークイベントを大阪のLateralにて高橋ユキさんと行います。